冬の里山 剣山     2013/02/09
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今日も良い天気 三嶺 矢筈山 素晴らしい眺望 

今日から三連休

今年は雪が少なくがっかりしていたが、昨日は徳島市内でも雪が舞った。

もしかしたら剣山では、かなり雪が降ったかもしれない

期待して家を出る。



一宇の山村は雪を被って良い感じ

葛籠堂までは雪は無いが、第3ヘヤピンあたりから雪道となる。



新雪の上を何台も車が走っているのでスリップもせずに快調に走る事が出来る。



塔の丸登山口には県外車が数台停まっていた。

夫婦池は完全凍結



車窓から見る三嶺は真っ白。次郎笈は雪が少ない。

素晴らしい青空が広がっている。

今日も楽しい山歩きが出来そうだ。



見ノ越の駐車場には先着車が5台程

殆どが県外車

中には富山ナンバーも停まっている。

良い天気だというのに意外と少ない。

香川ナンバーのジムニーの男性二人が出発した後から私達も出発



剱神社から見た三嶺は素晴らしい

気温はマイナス11度



ジムニーの男性二人は、小島峠経由で三嶺に向かおうとしたが、通行止めだったので剣山に変更したそうだ。

アイゼンとチェーンを装着中の二人に失礼して出発

9時26分



凍った旧雪に新雪が積もっている。

新雪は柔らかくて沈むがその下の凍った旧雪がガタガタで歩きにくい。



遊歩道は誰も歩いていない。

雪の時期の遊歩道を歩いた事が無い。

帰りに歩いてみようかな。



登るにつれて雪が増えて歩きやすくなった。

丸笹山も真っ白に冠雪している。



先日来た時は、先行者の足跡が夏道から可成り離れていたが、今日はほぼ夏道に忠実に付いている。



西島神社を越えて遊歩道分岐に着くと、頂上直下は雪が少なく見える。



階段道に来るともう男女三人連れが下りてきた。

大きなカメラを提げている。

朝早くから撮影に登られたようだ。

綺麗な朝焼けが撮れたのかな?



10時18分西島駅着

大剱神社への足跡が沢山付いているが次郎笈へのトラバース道は足跡は無い。

次郎笈へ向かった人はいないようだ。



最高の青空に生える三嶺はほれぼれする程美しい。



塔の丸とその向こうに矢筈山



しばらく休憩して出発

樹氷が輝いている。



西島から刀掛けの松に向かうと誰の足跡も付いていない。

先行者は全員大剱神社方向へ行ったようだ。

しかし、新雪の下に旧雪を踏み抜いた 壺足の跡が凍っていて、落とし穴のように落ち込む。

深い壺足が多く、足の前半分とか後ろ半分とかが落ち込んでしまってひっくり返りそうになる。

深い壺足に落ち込んで向こう臑を思い切り打った。



風紋が美しい。



新雪に足跡を刻みながら一歩一歩進みます。



太陽に向かって登るので雪がキラキラと輝いて見える。

雪の剣山の美しさを楽しむ為にはこの尾根道が最高。



高城山のドームもくっきりと見えている。

その向こうは雪雲だろうか黒い雲が一面に広がっている。



モミの樹氷の向こうに三嶺

途中から足跡が交わる。

やはり大剱神社手前の鳥居から曲がってきたようだ。

この時期、大剱神社から頂上への道は厳しいからなあ。



行場への足跡は無い。



高度が上がると三嶺の姿が変わっていく。

刀掛けの松から見た三嶺は丸石から続く稜線が美しく見えて綺麗だ。

此処からは天狗塚は見えない。



刀掛けの松からは雪が深くなるが、先行者の足跡が付いているので古い壺足に落ちる事が少なくなる。

モミの木の樹氷が美しい。



石やコンクリートを敷き詰めてあるあたりはガチガチに凍っている。

アイゼンの歯が良く効くので不安は無いが、ストックが滑って弾かれる。

アイゼン無しでは可成り危険だ。



先日は右に巻いていた踏み跡が今日は真ん中を通って階段に通じている。

アイゼンを付けていると階段が登りにくい。

滑らないように登る。



大剱神社分岐から三嶺を見る。

やはり大剱神社へは足跡は無い。

11時21分 頂上ヒュッテ着




気温は丁度マイナス10度

天気が良いのと風が無いのでフリースだけでも寒くない。

ヒュッテ前から見ると高城山が綺麗だ。



先行者が二人大きなカメラを抱えて下りていった。

やはりこの時期は、写真撮影目的の人が多い。



頂上は雪が少なく木道は全く雪が無い。

アイゼンを外して歩く。



先行者の男女三人が下りてきた。

今日はこのほかには先に登っている人はいないようだ。



目の前に三嶺へと続く稜線がくっきりと見えている。



頂上からだと三嶺の左奥に天狗塚を見る事が出来る。



11時30分

何時ものように記念撮影



次郎笈には誰も登っていないようだ。

剣山から次郎笈への道も足跡は無い。



一の森へ行こうかと歩き始めるが、誰の足跡もないし、なだれて登山道が消えている所もある。

今日は時間も遅いので引き返す事にする。

頂上ヒュッテへのトラバース道も、完全凍結でツルンツルン。

アイゼンを効かせながら慎重に進む。



ヒュッテ前で朝のジムニーの男性が休まれていたので少し話し込む。

引田から来られたようだ。

日だまりの椅子で昼食。

何時ものスープ春雨激辛で暖まる。

ノンビリ昼食後帰る事にする。

広場は2メートル以上の雪が溜まっていて乗り越えて帰る。



帰りは樹氷の綺麗なトラバースに向かう。

雪が深いと危険だが、今日は大丈夫だろう。



行場分岐からトラバースへ向かうと雪は多くない。



やはりこのトラバースの樹氷は美しい。

しばらく立ち止まって鑑賞タイム。



帰りは、大勢が歩いたので歩きやすい。

景色を楽しみながらノンビリ下る。



西島で三嶺をもう一度目に焼き付けておく

天気が良いので雪が溶けて少なくなっている。



分岐から遊歩道に向かう。

雪の時期には歩いた事は無いが、次郎笈へのトラバース道より標高が低いので危険は無いだろう。

これが少し甘かった事を後から知る事になる。



雪が綿帽子みたいに可愛く、るんるん気分で歩く。



明るい雑木林は鹿の足跡だけが付いている。

所が、西に回るあたりから雪が深くなり何処が道か解らなくなる。



それでも歩き慣れた道なので不安は無い。

しかし、第二駐車場分岐を過ぎると傾斜がきつくなり道が解りにくくなる。



完全に道が解らなくなり斜面の傾斜もきつくなったので先頭を変わる。

斜面を滑らないように踏みしめながら慎重に進む。

所々斜め傾斜がきつくて(45度ぐらい)斜面をずり落ちそうになり雪を蹴り込んで進む。

危険な所では写真を撮る余裕は無かった。

家内が遅れ出す。

どうしても谷側に進みたくなるが、登山道と崖の境目が解らないので上を巻く様に進んでいく。



私達は何回も歩いているので何となく方向が解るが初めての人は迷いやすいかもしれない。

また、今日は雪が適度に締まっているので歩きやすいが、凍っていたり反対に軽い雪だったりすると転落の危険もある。

歩く人は気をつけてください。

やっと雪から顔を出した源流の石碑を発見。

道が間違っていなかった事で安心する。



源流からも雪野原のようで解りにくい斜面を進む。



目の前に雪の無くなった丸笹山が見えるとリフトのトンネルに着いた。

大変だったけど楽しかったなあ。



剱神社ではマイナス1度



三嶺は殆ど雪が溶けて消えていた。

14時29分 駐車場着

車は4台停まっているだけだった。

素晴らしい天気で適度に雪もあったのに登山者の少ない一日だった。




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