春の里山 高丸山 シロヤシオ   2013/05/15
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-  高丸山 シロヤシオ(ゴヨウツツジ)満開 -

足に疲労が溜まっているので、少し休養したいが今日も良い天気。

高丸山~雲早山縦走路のシロヤシオが見頃になっているそうだ。

昨年は見頃を外した為もう一つだった。

頑張って高丸山に出かけることにする。



高丸山駐車場に来ると一番乗り

7時52分出発



登山口に咲いている花は、ウスノキそれともスノキ?



葉っぱを囓って酸っぱければスノキらしいが?

フデリンドウが一株だけ咲き残っていた。



?の葉とミヤマハコベ



高丸山の広場は新緑の木々に囲まれて緑色の光のシャワーを浴びているようだ。



ブナより遅れていたヒメシャラも細かな若葉を付けている。



花の少ない登山路にツクバネウツギだけが沢山咲いている。



トチノキにも大きな若葉。



やはりブナの新緑は素晴らしい。



カエデの若葉も美しい。



植林したブナの木にも若葉が出ていた。

大きく育ちますように。

しかしブナの成長は遅い。

成長して花を咲かせ実がなるのには60~80年は掛かるそうだ。



登山道にはアケボノツツジもミツバツツジも散ってしまっている。

フタリシズカが蕾を付けている。



シハイスミレやフモトスミレがまだ沢山咲き残っていた。



8時55分 高丸山山頂着



目の前に雲早山と高城山



雲早山縦走路に向かうと西三子山の緑が濃くなっている。

急坂の上部にはまだアケボノツツジが綺麗に咲き残っている。



景色をユックリと楽しんでこれからの急な下りに備える。



久しぶりの急降下は膝に応える。

アケボノツツジが綺麗なのでつい足が止まってしまう。



こんなに道が悪かったかなと思う程足下が悪い。



ツクバネソウの咲き始め。



ブナの若葉が輝いていていくら見ても見飽きない。



急坂を木の根に捉まり降りていくと咲いていましたシロヤシオ



青空の下シロヤシオが咲き誇っている。



花が下を向いて咲いているので白い花弁に日の光が透き通って見える。



上品な美しさに見とれる。

蕾もまだ沢山ありしばらくは花を楽しむことが出来るだろう。



今年は裏年だと思っていたがシャクナゲも沢山咲いている。



こんなに沢山シロヤシオの木があったのかと驚く。



次から次へとシロヤシオの大木が続く。



急坂を下り続けて鞍部に付くと石灰岩の大岩にヤマシャクヤクが群生している。

まだ蕾も残っている。



いったい何本のシロヤシロがあるのだろうか。

軽く100本は超えているようだ。



シロヤシオの花は上側の裂片に緑色の斑点がある



縦走路のシロヤシオは幹の直径が30センチ以上の大木も多い。

殆どが倒れたようになり幹がねじれている。

シロヤシオの葉は5枚で、花が咲くとき葉のフチが赤く彩られる



こんなに満開のシロヤシオを見たことが無い。

去年の南高城山のシロヤシオが貧相に思われる。



鞍部からシャクナゲ尾根を登って行く。

次から次とシャクナゲが現れる。



裏年でこの咲き方なら表年の時はさぞかし素晴らしいことだろう。



緑の斑点が濃い花もある。



急坂を登り切るとピークに出て右下に下る。

此処は以前、雲早山~高丸山を往復した時に左へと道を間違えた所だ。



アケボノが散った道を下る。



先日も昼食を食べたアケボノ岩までやってきた。

11時22分着

先日は蕾も無かったのにシャクナゲが綺麗に咲いている。

花に囲まれてお弁当。



アケボノツツジもまだまだ綺麗。

昼食後は凍らせたお茶が美味しい。



昼食後また痩せ尾根を登り引き返す。



日射しが強くなり益々新緑が綺麗だ。



上ばかり見ながら歩いて行くとなんか変。

GPSで確認すると、来た道より左へと離れている。

違う尾根に入ってしまったようで急いで引き返し元の道に復帰する。

テープが一杯有る所で尾根が別れており、右の尾根道を登り返さなければならない。

あのまま下ると地図ではスーパー林道から分岐した林道の終点があるが、標高差250mの急坂のようだ。

林業の人達が通るので足跡が残っていて間違いやすい。

分岐には沢山テープがあるので見落とさないように気をつける必要がある。

登り切ると中津峰山の右に小松島の海が綺麗だ。



ピンクの斑点があるシロヤシオ発見。



大きな木の沢山の花にみんなピンクの斑点がある。

このピンクの斑点のあるシロヤシオは特に人気がある。

1359mのピークを降りる途中で大ブナがあり此処から尾根を外れて右下に下る。

漫然と歩いているとそのまま尾根を進んでしまう。

此処でもテープの確認が必要。



トチノキの若葉にピンクの変な?が。



これは蕾ではなく、ここから直立した無数の蕾を持った花序が出てくる・

トチノキの花が咲くのももうすぐのようだ。



ヤマシャクヤクの岩場からはひたすら急坂の登り返し。

急坂だが上りなので危険なことも無くグイグイと登る。



高丸山頂上に帰ってきた。

13時46分。

今日はシロヤシオの花に魅せられて随分と時間を食ってしまった。

歩いてきた縦走路を眺める。



頂上からブナの広場に向かいノンビリと駐車場に戻る。

15時5分着

林道を歩いて帰ってきた男性からお声掛け戴く。

阿南の男性で、私のレポートを見て旗立山まで行かれたそうだ。

何時もホームページを見て戴いているそうでありがとうございます。

帰りに月が谷温泉により貸し切りの温泉を楽しむ。

湯上がりのユズとユコウのジュースが美味しい。

やはり平日の山歩きは思いっきり山を楽しめて良いなあ。



歩行距離 10.7㎞

累計標高差 ±1,040m

歩数 19,100歩

里山倶楽部四国編 

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